朴鐘顕くんの
保釈を求める署名活動に
ご協力ください
4人の子供達はお父さんが帰ってくるのを待ちわびています。
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https://freepak3.wixsite.com/shomei/
編集者として数多くの名作漫画を世に送り出してきた朴鐘顕くん。彼が、妻の佳菜子さんを殺害した容疑で逮捕されたのは、2017年1月10日のことでした。一審、二審で朴くんは、佳菜子さんは自殺したと主張してきましたが、聞き入れられず、懲役11年の判決が下りました。
私達は、この判決が、公正な裁判による結果であるとは思えません。
1. 佳菜子さんの頸部に残された索状痕をはじめ、自死を示す数々の証拠がある。
2. 検察のストーリーは常識的に無理があり、裏付ける証拠も乏しい。
3. 高裁は、検察のストーリーに辻褄が合うように、実際の証拠・証言に反する有罪理由を述べた。
4. 高裁は、一審の有罪理由を不合理だとして否定したにもかかわらず、より不合理な理由を新たに持ち出して、強引に有罪を維持した。
5. この理不尽な状況のために、朴くんの4人の子供達は、6年近く父親と暮らせない状態が続いており、1日も早く父親が帰ってくることを願っている。
6. ご遺族である、佳菜子さんの父親も、朴くんの無実を信じており、最高裁に無罪判決を求める上申書を提出している。
最高裁での公正な裁判を求める署名にご協力いただき誠にありがとうございました(朴くんの保釈を求める署名は実施中です)。いただいた2767筆の署名は、弁護団を通じ最高裁判所長官に提出いたしました。その後、2022年11月21日に最高裁は高裁の判決を破棄、審理を差し戻す判決を下しました。
裁判員裁判の有罪判決を高裁が支持した事件で、最高裁が高裁判決を破棄したのは極めて稀なことです。このような結果が得られましたのは、ひとえに朴くんの公正な裁判を求める署名にご賛同いただいた皆さまのおかげかと存じます。本当にありがとうございました。
しかしながら、朴くんの裁判はまだ続いており、現在もなお彼は拘置所に勾留されています。朴くんの勾留は実に6年近く続いており、4人のお子さんは彼の帰りをまだかまだかと待ちわびています。このような、証拠不十分な事件かつ審理不十分な裁判により、子供たちから引き離して勾留を続けることは、著しく彼の人権を侵害しており、一刻も早く保釈するべきだと私たちは考えます。そこで私たちは新たに朴くんの保釈を求める署名活動を開始しました。最高裁での公正な裁判を求める署名と同様、どうかもう一度皆さまの力をお貸しください。今回の保釈請求は、2023年1月頃に東京高等裁判所に提出される予定です。私たちは、この保釈請求に皆さまのご署名を添付して提出したいと考えております。短期間でのお願いとなります。ご賛同いただける方はご署名とともに、本署名の拡散にもご協力いただきますようお願い申し上げます。
署名方法:電子署名サイト「change.org」のページで、「今すぐ賛同」をクリックし、「お名前」「Eメールアドレス」を登録してください。
お知らせ
2022/12/1 朴くんの保釈を求める署名を開始しました。
2022/11/21に最高裁で高裁差し戻しの判決が下されました。
妻殺害の罪に問われた講談社元社員 最高裁が東京高裁に審理差し戻し
講談社元社員の支援者「高校受験を控えた娘のためにも保釈して」妻殺害事件で差し戻し判決
若狭勝弁護士 妻殺害の罪で講談社元社員の審理やり直しに私見「このままだとほぼ無罪という可能性が」
2022/10/27に最高裁で弁論が開かれることになりました。
元講談社社員「妻殺害」裁判が最高裁で逆転の可能性!最高裁が弁論を開くことを決定!
6年前の妻殺害で1・2審実刑判決の被告 最高裁 10月に弁論へ
2022/4/20放送の「クローズアップ現代」で、本件が取り上げられました。
妻は夫に“殺された”のか 追跡・講談社元社員“事件と裁判” - クローズアップ現代 - NHK
事件や裁判の経緯についてまとめた「取材ノート」がここから参照できます。
“決定的証拠なき裁判” 講談社元社員の夫 有罪判決はなぜ - クローズアップ現代 - NHK
「クローズアップ現代」の反響に関する記事はこちらです。
講談社元社員の「妻殺し」とされる事件を報じたNHK「クロ現」の大きな反響
また、2022/4/19発売の週刊朝日に、本人のインタビュー記事が掲載されました。
「妻殺害」容疑で収容中の「モーニング」元編集次長がメディア初告白「子どもたちのところへ帰りたい」〈週刊朝日〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
WEB媒体に、我々の活動が取り上げられた記事が掲載されています。
講談社元社員は本当に妻を殺したのか。最高裁で審理中の事件をめぐる新たな動き
「妻殺し」判決の講談社元社員の母親が初めて事件について語った!
講談社元社員は本当に妻を殺したのか?その夜、現場で起きたこと
※より事件や裁判について知っていただくため、是非、下記の資料も併せてお読み下さい。
我々が署名をお願いする際、パンフレットとしてお配りしているものです。
我々が掲げる二つの問題点について、詳細に説明されています。*本署名は終了しておりますが、参考資料としてここに残します。
裁判における朴くんの主張、および、判決における事実認定がどのように問題なのかについて、我々の主張をまとめた資料です。
二審判決文を、そのまま書き起こした資料に、我々が問題視している部分を付記したものです。一審判決の概要についても触れられています。(個人名等、一部情報をマスキングしています)
我々が、なるべく客観的な視点から、判決文の構造を分かりやすく示し、問題と思われる箇所に解説を付した資料です。
2021年9月に弁護団が最高裁に提出した上告趣意書の全文です。
一審の進め方に問題があったこと(争点になっていなかった事由を、不意打ちで判決理由とした事)。二審の進め方に問題があったこと(一審の判決に事実誤認があったことを認めたにも関わらず、差し戻さなかった事)。
一審、二審、いずれの判決においても、重大な事実誤認があったこと(奥さまの顔に、血の流れた跡が無いことが自殺を否定する根拠とされたが、そもそも、血の流れた跡があった事等)。などを根拠として、原判決の破棄を求めています。